ホームページ作成の際のページデザインなどにおいて配色を考えなければならないという場合、対比と共通性のバランスといった点が重要ポイントになると言えるでしょう。対比と共通性のバランスをメインに考えた時、重要な要素として注意しておくべきものは「色の三属性」であると言えるでしょう。デザインなどの作業を行う際には、表現したいイメージによって色の三属性である「色相」、「明度」、「彩度」といったものを、それぞれ共通させるべき部分と対比させるべき部分といったものを計算して配色していくことでイメージが構築されつつ、バランスを取っていくことが可能になると言えるでしょう。色相のイメージを強く表現したいといった場合には、軸となる色をまず決定し、その色に近い色か似ている色といったものを中心として配色を考えていくと良いでしょう。同じ性質の色同士を使用することにより色相のイメージは強調されるとされていますが、明瞭なイメージから遠くなってしまうという危険性もあるため、このような配色になってしまった場合には「トーン」で差をつけると良いでしょう。それにより、色相のイメージはそのままに明確な配色を可能にしてくれると言えるでしょう。