トーンというのは「明度」と「彩度」との関係によって決まるとされ、トーンで差をつける場合には「明度」の差、もしくは「彩度」の強調やその両方の差をつけていくという3パターンの方法があると言えるでしょう。トーンイメージが強い場合には「色相」、彩度の高いトーンがイメージの場合には色相に差をつけていくと対比が強調されるでしょう。いくつかの色相を使用して配色をした場合、派手なイメージの配色となるでしょう。 また、低彩度でトーンイメージが強い配色の場合には、似ている色相で配色してしまうと分かりづらい同一の色相に見えてしまうことがあるため、色相差を最大限に活用して違いを明確にしていくことが求められるでしょう。具体的な例としては、色の数を増やすだけで、色みの少なさといった部分を補填してくれると言えるでしょう。